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2025年3月26日 (水)

1/80 16番向け新商品のご紹介

16番向けペーパーキットを2点発売させていただきます。

蒸気機関車に石炭を補充するための設備になります。

品番 2037 複線式給炭槽 16番向けペーパーキット 20900円(税込)

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※線路は含みません。

品番 2038 ガントリークレーン(ショート) 16番向けペーパーキット 30800円(税込)

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既に品番2005「ガントリークレーンと給炭槽」を発売していますが、装飾部品や組手の見直しで部品点数で半分以下、さらに

ガントリーはスパン25M級から20M級(ショート)にプロトモデルを変えることで組立容易化と価格の見直しを図りました。

キットは給炭槽の土台板とガントリーの車輪がアクリル部品ですが、アクリル専用の接着剤は不要です。

とりあえず給炭槽を組み立ててみて蒸気機関車を入れてみてください。蒸気機関車が生き生きとして見えるのではないかと思うのですが。

ガントリーは置く場所があれば是非試してみてください。それだけで機関区の雰囲気が漂ってくると思うのです・・・。

寸法図です。

2037_38_

画像が荒いので申し訳ないのですが、詳しくはホームページのパンフレットで見られます。

ガントリーの脚間にKATOユニトラック規格で4線分になります。

ただ、3線にして貯炭場を設けた方が実感的かと思います。

Gantori2_20250326183601

貨車(トラなど)から石炭を貯炭場に下ろしているつもりの配置です。

以下はキットの詳細画像です。

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2038pt2

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2038pt3

以上になります。ご覧いただきありがとうございました。

2025年3月 1日 (土)

新商品の予告になります。1/80向けガントリークレーン(ショートタイプ)と複線式給炭槽

新商品の予告をさせていただきます。

「冬のKATOまつり」でも展示をさせていただいたのですが、16番向けにガントリーと給炭槽を発売いたします。

既に弊社品番2005「ガントリークレーンと複線式給炭槽」というキットを販売しておりますが、これの簡易版キットになります。

特徴としまして、

■ペーパーキット(土台のみアクリル板)※アクリル接着剤は無でOK

■KATOユニトラック規格に準拠

■組立易さと強度を優先した設計

■脚間スパン20m(従来品は25m)のショートタイプのガントリークレーンがモデル

(全幅が約361㎜、脚間は約245㎜とコンパクト化)

Gantori1

上記写真は組立例。車両や真ん中の貯炭部分などキットに含まれないものがございます。

(トラから石炭をおろしてガントリーで給炭槽に補充、給炭槽から蒸気機関車へ補充をイメージしました)

Gantori2

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強度と組立易さを優先し、飾り部品や表現を省略することで部品点数を減らし価格を抑えました。

仕上がりの見た目は従来品と同じような感じですがほぼ新規設計です。なおガントリークレーンで従来品の1/3、給炭槽で1/2程度まで部品点数を減らしています。

ガントリークレーンと給炭槽はそれぞれ単品販売になります。

給炭槽を組んで頂いてから、ガントリーに進んでいただくのが良いかと思っております。

4月前半の発売を目指して最終調整しています。給炭槽が概ね2万円、ガントリーが3万円を予定しています。

以上ご覧いただきましてありがとうございました。

 

 

2025年2月 8日 (土)

冬のKATOまつり(2025年2月15日、16日)に出展します(追記)

ホームページにパンフレットを載せておりますが、来週はいよいよ「冬のKATOまつり」ですね。

 

KATO様がHO(16番)のD51をリニューアル発売されるのに合わせてお声が掛かった今回の出展ですが、

弊社としては大変ありがたい機会なので何をしようかいろいろと悩みました。

まず、ステージイベントにつきまして。

こちらは、かつて蒸気機関車が現役で活躍していた時代を写真とともに振り返りつつ、蒸気機関車特有の設備について

簡単にご紹介していこうと思います。

そして、せっかくの機会ですのでペーパーキットの組立のコツもご紹介したいと思います。

現役時代の蒸気機関車を知る方も少なくなってきているなかで改めて蒸気のもつ魅力と、それを引き立たせる設備について

模型で再現するコツをご来場いただいたお客様と共有できることを目指します。

 

併せまして、企画中の新商品の組立サンプルを展示いたします。

 

1,扇形庫(1/80)

 製品形態:MDFとペーパーのキット

特徴としまして扇角10度3線で有効庫内長295㎜(C62対応)で、土台と建物が分離可能。

煙突と集煙ダクトが3Dプリント部品で付属。照明はJustPlug(KATO様取り扱い)のシーリングライトLEDに対応した設計。

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※試作品です。窓などこれから入れます。

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土台と分離可能です。煙突は形状の変更予定ありです。

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集煙ダクトは3Dプリント部品。マスキングテープで仮止めしているのがシーリングライト(LED照明)。

 

2、ガントリークレーンと給炭槽(1/80)

商品形態:ペーパーキット

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いままでも品番2005「ガントリークレーンと給炭槽」として販売しておりますが、

こちらはその簡易キットになります。

ガントリーは従来のキットの1/3の部品点数、給炭槽は1/2程度まで簡易化、

さらに幅を狭いタイプのガントリーにすることで価格を半分程度まで抑えることを目指しています。

またカトーユニトラックの規格に合わせています。

まだ初期の試作のため、改良点が今後出てきますが雰囲気をお楽しみいただけましたら幸いです。

 

3,16番対向式ホーム(形成品)

金型の製作がほぼ終わりまして、これから製品化へむけて射出成形の段取りをお願いしているところです。

 

 

最後にブースのご紹介です。

 

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物販もさせて頂いております。

Nゲージの商品が中心ですが、16番向けに駅舎と組立済建物各種、

1点のみですがガントリーの組立品もございます。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

 

 

 

 

2024年10月11日 (金)

明日12日、13日は日本鉄道模型ショーに出展しています

明日から第49回「日本鉄道模型ショー」に出展します。

 

今日は設営日で、このような感じで準備をしてきました。

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目玉商品は組立品の販売です。

特に下記3点は市販していない1点ものです。

 

16番向け

ガントリークレーンと給炭槽 組立品

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市販キットよりも幅の狭いガントリークレーンです。

ガントリー本体の幅は約370mm。

脚と脚の間の寸法は、線路3線分で約230㎜。

給炭槽は市販キットを組立・塗装して石炭を盛ったもの。

販売価格15万円(税込)

奥行500㎜のベースボードに設置しようと1点のみ制作したものです。 

給炭槽は石炭山盛りで重々しいのに華奢な脚4本で支えている、そんなアブナイ雰囲気を

再現したく制作しています。

 

16番向け

ジブクレーンと単線給炭槽 組立品(線路と機関車は含みません)

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ジブクレーンはキット組立・塗装済。

給炭槽は市販キットよりも縮小して制作した1点もの。

5万円(税込)

 コンセプトはC56が最高に映える給炭槽。

市販キットの給炭槽は大型機用も考慮したサイズですが、こちらはやや小型に制作。

なかなかの出来だと自画自賛しているのですがどうでしょう。

 

16番向け

砂焼小屋と複線給砂塔 組立品

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砂焼小屋は、市販キットの外壁を0.5㎜厚の航空ベニヤで置き換えて制作。

2㎜で下見板張りをしています。結構根気がいりました。

給砂塔は市販キットを組立・塗装したものです。

3万円(税込)

とにかく板張りが修行でした。でも本物の木目ですしオイルステインの塗装がよい感じです。

 

1点限りです!

この他にも機関区のレイアウトにちょうどよい組立済建物も少量ですがご用意しています。

価格はご相談に応じますのでご来場の際にはぜひ弊社ブースにもお立ち寄りくださいませせ。

なお今回は16番向けの商品に特化して出展しております。キットも販売しております。

2024年8月15日 (木)

国際鉄道模型コンベンションの展示・販売について その②

今日は設営に行ってきました。

Jam

昨年と同じような配置ですが、今年は秋ごろに発売できそうな16番HO向けホームをメインに展示します。

あとはNゲージの機関区のレイアウトです。

昨年展示したものに少し手を入れました。こちらも販売しますので興味のある方はお声がけください。

そして・・・

今年は現在販売している16番アクリルホームキットを特売したいと思います。

ご来場の際にはぜひ弊社ブースにもお立ち寄りくださいませ。お待ちしております。

 

2024年8月12日 (月)

国際鉄道模型コンベンション(JAM)展示・販売品のお知らせ その①「金型進行中の16番・HO向けホーム試作品展示」

8月16~18日までビックサイトで開催される国際鉄道模型コンベンションに出展いたします。

 

昨年末より密かに企画が始まっていた、16番・HO向けのホームの金型が上がってきましたので試作品を展示します。

16番・HO向けのホームは様々なメーカーから販売されていますが、弊社が目指しているホームは下記のとおりです。

・組立不要

・置くだけ

・お座敷運転に最適 対向式にも島式にもなるホーム

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いま考えている基本セットが上記の写真です。これに増結ホームを別売していきます。

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基本セットの内容です。

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ホームは凹型のフックで引っ掛ける仕様です。ズレない程度の緩い接続になります。

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柵やベンチ、駅名標はお客様がピンバイス等で必要に応じて穴あけする仕様です。

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最大の特徴は、上記のように並べて島式ホームにもできます。

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お座敷運転では線路配置を毎回自由に変更できるのがメリットですよね。

ですからホームも対向式としても、島式としても利用できた方が便利だと思いまして

どちらでもOKな仕様にしました。

 

2024年4月13日 (土)

HO 16番向け転車台「WALTHERS MOTORIZED 90' TURNTABLE 933-2860」ウォルサーズ 電動ターンテーブルの使い方について

HO 16番向け転車台「WALTHERS MOTORIZED 90' TURNTABLE 933-2860」ウォルサーズ 電動ターンテーブルの使い方について。

最近また使用方法についてのご質問がありましたので私の「こんな感じで説明書を解釈して使ってます」というのを載せてみます。

1ユーザーとしての解釈ですので、間違っていても責任は取らないので自己責任でお願いいたします。

商品に付属している説明書を熟読したうえで、このブログの記事は参考程度にしてください。

 

本記事は以下のような構成になっています。

1、ターンテーブルの配線について

2、ターンテーブルの特徴について

3、ターンテーブルの設置について

4、ターンテーブルの説明書で分かり難かった表現について

5.ターンテーブルの動かし方について

6、使っての感想

 

1.ターンテーブルの配線についてです。

実際の配線はターンテーブルを固定してからになります。

 

説明書に電源の図がありますので対比しながらです。

図のA,BC,Dのところに電源とフィーダー線を差し込みます。

 

ターンテーブルを動かす電源と、橋脚部分の線路(以下橋脚線路と呼ぶ)の電源は完全に別系統です。

 

A,Bのところにはターンテーブルの橋脚線路に供給するフィーダー線を差し込みます。

※ 橋脚線路とは、ターンテーブルでくるくる回る線路のことですね。

AC/DC/DCCに対応しています。

 

C.Dのところにはターンテーブルを動かす電源を差し込みます。

別途用意してください。12-18VAC もしくは16-24VDC/250maのもの。

禁止事項:この電源にDCCを使用しないこと。

 ※ ACアダプターなどを秋月電子などで購入すればよいです。私はDC24V0.8A(Aは大きくても可。Vは16-24V厳守)を使用しています。

 ターンテーブルが動いている最中に、最低電圧を下回ると制御回路は動くのを止めて、エラー(E8)を示します。

18VACまたは24VDCより上の電圧は、制御回路に損害を与える可能性がありますので使用しないでください。

 

※青いターンテーブル制御箱は付属のプラグイン・モジュラーケーブルで繋げます。

 

2.ターンテーブルの特徴です。

 

★このターンテーブルは、オートリバースします。

回転時、橋脚線路の極性を自動的にリバースします。

 

オートリバースさせるため2つの電気的に絶縁されたエリアに分けられています。

そのためこの絶縁エリア上に橋脚が来た時には車両は動きません。

「取付テンプレート」に記載している「NO TRACK AREA」がその絶縁エリアで、車輛は動きませんので注意します。

 

★ピットの壁に空いている穴は、「ホームポジション」として使われる光学センサーを収納しています。

※ 光学センサーを汚さないように注意します。

安定した動作のためにピットの底の小さなギア歯とリング・レールのモールドは常に綺麗にしておきます。

 

※塗装やウェザリングをする場合は注意します。

 

★ターンテーブルには接続線路や隣接線路(説明書内では[SERVICE TRACKS]と呼ばれています)が必要ですが、

橋脚線路のレール規格はコード83です。

 

隣接線路や接続線路は橋脚線路と1.5mmほど隙間を空けて回転時に接触しないようにしておきます。

なお接続線路や隣接線路はお好みの場所に設置できます。

設置位置をターンテーブル側に記憶させていきます。

※ 好きな角度で隣接線路や接続線路を設置できるのがこのターンテーブルの特徴です。

 

※注意

隣接線路や接続線路と、橋脚線路には走行用に配線が必要です。

このとき、オートリバースさせる機能があるため、絶縁エリア「NO TRACK AREA」を挟んで極性が変わることにご留意ください。

詳しくは説明書中の「WIRING SERVICE TRACKS」をご参照ください。

 

3.ターンテーブルを設置します。

 

ピットを装置する前に、ちりと破片を中に入れないために、中心旋回軸穴をテープでおおってください。

付属のテンプレートを使用して設置場所に穴をあけてください。

※設置場所は表面が平らなところにしてください。

※設置場所の下側空間は最低でも15.2センチ以上確保します。

※「ホームポジション」として使われる光学センサーの場所を現物合わせでクリアランスを確保してください。

 

レイアウトボードのようなベニヤ板に穴をあけて設置する場合は、5/168mm)のドリルでテンプレートに示されている取り付けボスの位置に穴をあけて裏側からネジ留めします。

ベニヤ板の厚さが1/21.2cm)より薄いのであればワッシャーを加えて固定してください。※ピットが歪むケースがあるかもしれないので締めすぎないでください。

※しっかりと固定できたことを確認してください。

※ ちょっとでも歪んで設置すると回転時に空転しますので気を付けましょう(体験済)。

※ 海外での動画を見ていましたら、棒ねじをビット裏のネジ穴に入れて固定している人がいました。ナイスアイデアだったのでご紹介。

 

ビットを設置したら橋脚線路を設置します。

このとき、橋脚線路のレールが橋脚の終端からおよそ1/161.5mm)中心側になっていることを確認します。必要に応じてレールをポジション内にスライドさせてください。

※橋接触ピンとホームセンサから保護テープを取り外してください。

※橋脚線路は接着しません。常に取り外しできるようにしておきます。

 

 

4.ターンテーブルの説明書で分かり難かった点について。

 

橋脚線路の操作小屋がある側を「HEAD」、逆を「TAlL」と呼びます。

 

★青い制御箱の「cw」「ccw」ボタンを、説明書中では「UP」「DOWN」のボタンと呼んでいる

 ※ これは商品の生産時期により改善されてるかもしれません。

 

5.ターンテーブルの動かし方です。

 

ターンテーブル電力入力端子へのすべての接続が正しくされていること、青いターンテーブル制御箱がきちんとつながれることを確認します。

 コンセントを差し込みます。

短いパワーアップスキャンの後、制御ボックス表示は「E0」を示します。

 

※「E0」の表示は、位置エラーを示しています。

エラー修正にはホームポジションをリセットします。

対策

どれか一つ適当なボタンを押すと橋脚「Head」側がホームセンサーに合わせられるまで、橋は時計回りに回転します。

橋脚を外して、取り付けると毎回ホームポジションをリセットする必要があります。

 

※ 上手く動かないときは、とりあえずホームポジションをリセットしてみます。

ホームポジションをリセットする方法

 

青い制御箱の「TRACK」を押します→点滅

UP」「DOWN」(「cw」「ccw」のこと)のボタンで表示を「00」に合せます。

HEADorTAILorTRACK」のどれか一つ押します。

 

※なおホームセンサーが見つからないと「E1」を表示します→故障かと。

 

 

このターンテーブルは、橋脚線路が停まる場所を指定する必要があります。

ですので、隣接線路(説明書内では[SERVICE TRACKS]と呼ばれています)

の設置をしなければなりません。

 

 

※ただし、動作確認用に2か所の停車位置が指定されています。

 付属のテンプレートの「Preprogrammed Stop #1 or#2」の場所です。

 

ですのでホームポジションをリセットした後は「HEAD」もしくは「TAIL」を押してみてください。動くはずです。

 

 

接続線路や隣接線路(説明書内では[SERVICE TRACKS]を設置します。

線路配置に合せてターンテーブルの橋脚線路が停まるようにプログラムしていきます。

 

まず説明書の「TURN」の項目になります。

TURN

青い制御箱の「HEADorTAIL」を押します→橋脚線路が回ります。

プログラムしたい線路の位置にきましたらどれかボタンを押します→停まります。

位置の微調整は「cw」「ccw」で行います。

 

番号を振り当てます。

説明書の「PROGRAM CURRENT LOCATION」の項目になります。

PROGRAM CURRENT LOCATION

橋脚線路の操作小屋がある側HEADの場所がデフォルトで番号が振られます。

TRACK」を押します→点滅

もう一度「TRACK」を押し続けます。高速点滅になります。→離します。

cw」「ccw」のボタンで登録したい番号を振り当てます。

HEADorTAIL」を押して確定します。

 

何箇所か登録してから実際に動かしてみます。

説明書の「MOVE TO TRACK NUMBER」の項目になります。

MOVE TO TRACK NUMBER

青い制御箱の「TRACK」を押します→点滅

cw」「ccw」のボタンで停車させたい番号を選びます。表示を「00」に合せます。

HEADorTAILorTRACK」のどれか一つ押します。

プログラムした場所に停まるはずです。

 

以上簡単ですが最低限度の説明書になります。

詳しくはターンテーブルに付属する説明書を読んでください。

 

6.使っての感想

 

まずは、オートリバース機能による「no track erea」の概念を理解して、隣接線路の極性を間違えない様に注意です。

なんか上手くいかないなというときは、まずホームポジションのリセットをしてからやり直します。

壊れたかなと思っても「HEAD」or「TAIL」を押して橋脚線路が回転する場合は設定が間違っている場合が多ったです。

 

なお当説明書の間違いによる破損の責任は負えませんので申し訳ないですが自己責任で説明書を補完するものとしてご活用くださいませ。

2023年11月 1日 (水)

Nゲージ向け新商品のご紹介。品番1034からの電車・機関庫「車庫キット」シリーズ

なぜかホームページの更新が上手くいかないのでブログにてご紹介させていただきます。

 

久しぶりにNゲージ向けに電車・機関車向けの「車庫キット」を発売させていただきます。

8月のJAMから試作品をイベント等で公開してきたものになります。

商品は5点です。

◆品番1034 車庫基本キットK(複線間隔33㎜)10000円(11000円税込)

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全長約31センチあります。線路は含みません。

◆品番1035 車庫増結キットK(複線間隔33㎜)5000円(5500円税込)

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全長約14センチ。線路は含みません。

◆品番1036 車庫基本キットT(複線間隔37㎜)10000円(11000円税込)

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◆品番1037 車庫増結キットT(複線間隔37㎜)5000円(5500円税込)

4582439971435 (1035と線路幅が異なるのみ)

◆品番1038 米原タイプ追加部品キット4000円(4400円税込)

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車庫基本キットに追加してご利用いただく部品です。1034、1036どちらにもお使いいただけます。

米原機関庫の特徴である横の作業場と機関庫扉、1線をふさぐ形で設置されている機関庫付属の便所です。

 

◆キットのコンセプト

1985年米原機関区でEF58の撮影会があり、これを再現してみたいというお客様持ち込み企画からスタートしました。

資料は写真のみでしたが、EF58に対する思いが溢れるもので、建物も特徴的な構造物だったため検討をはじめた経緯がございます。

大型ストラクチャーはキットといえども高価になりがちですが、

・建物窓をUV印刷にする

・外壁を簡易表現に留める

上記の2点を行うことで価格を抑えています。

 

◆キットの特徴

・外壁と屋根はスケルトン仕上げにできるため展示台としても利用化

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・キットのベーシックを電車庫とし米原機関庫に似せるためのオプションを用意(品番1038)

1038pt1

 

まだまだご紹介させていただきます(つづく)

 

 

 

2023年2月19日 (日)

TOMIXからC55が発売されましたね。

待っていた方も多かったのではないでしょうか。

TOMIXのC55形蒸気機関車が新発売となりました。

とりあえず1機購入しましてナンバープレートのみ取り付けました。

こちらはインスタに上げてみました。

 

43、47、59号機から選択できる仕様で、とりあえず43号機にしています。

3機ともに旭川機関区に所属していたとのことで、大変気になっていました。

 

弊社商品に、

品番1012「複線形給炭槽旭川機関区タイプ」

品番1013「標準型ガントリークレーン」

があるのですが、商品名の通り旭川機関区にかつてあった給炭装置を参考に設計しました。

 

2016年に販売を開始したキットで、その1年ほど前からでしょうか北海道在住の川上氏と共に

あーでもない、こーでもないと設計を重ねていったもので、設計に四苦八苦した思い出が蘇りました。

 

私のような蒸気機関車の現役時代を知らない身からすると、蒸気機関車といえば北海道、C62、築港、追分といったところから

入る訳ですが、川上氏は生まれも育ちも北海道、蒸気機関車が牽引する客車で通学していた世代で炭鉱が身近な環境で育っており、

聞く話が楽しくて当時はよく長電話をしていました。

記憶が曖昧になっていますが、確か知り合ったきっかけは標準型のガントリークレーンを発売してほしいと製品化のリクエストの

電話を頂いたことだったと思います。

川上氏は産業用機器の設計に携わっており根っからの蒸気機関車好きなうえにCADがお手の物なので、図面さえあればさほどキット化に

苦労しないはずでした。ところがアバウトな図面は入手できたものの、細部の寸法は不明。

結局、旭川機関区のガントリーと給炭槽の詳細な図面を最後まで手に入れることができなくて、最終的には写真から寸法を割り出すことも。

普段は一人で設計しているのですが、この旭川機関区のキットは設計時のやり取りが楽しく今でも思い入れの強い商品です。

そんな中での今回のC55の新発売、やっぱり気になりました。

 

最後に川上氏が製作した旭川機関区のレイアウト写真をご紹介。7年前のものです。

 

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Imga0031

Imga0029

Imga0036

このレイアウトは本当によく旭川機関区の特徴を再現していると思います。

KATOさんの扇形庫を合わせれば良い雰囲気になるはずです。

C55、あと2機買い足そうかな。

 

2022年12月29日 (木)

今年もお世話になりました。

早いもので今年も残すところあと数日。

結局仕事が終わらずに今も現在進行形で残務処理中だったりします。

2022年を振り返りますと、国際鉄道模型コンベンションや日本鉄道模型ショウが数年振りに開催されたことが一番大きな出来事でした。

お客様と意見交換から商品の見直しを図ったり新製品のヒントを頂いたりといい機会になりました。

来年もより一層の努力をしてまいりますので変わらぬ厚誼を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

なお、新年は1月4日より営業いたします。ご不便をお掛けいたしますが何卒よろしくお願い申し上げます。

簡単ではございますが年末の挨拶とさせていただきます。どうぞ皆様よいお年をお迎えください。

 

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